今年もこの時期がやってきました。
日に日に迫る節分に「今年も鬼はくるのか」「どこから来るのか」「豆はあるのか」…と、ちょこちょこ事務室に顔をだしては気になる様子。
いざ、2月3日。
まさかの、鬼より私の方が恐怖?!
私の心の中の鬼を見たのか、この表情。まだこれからですよ。。。
理事長先生が各クラスを回って豆まき。
これから来るかもしれない鬼に備えて、準備万端?!
今年は鬼もソーシャルディスタンス?!
これは子どもたちチャンス! 「鬼は~そと!!」「鬼は~そと!!」
少し距離があっても怖いものは怖い。
ヒイラギを用意して家庭には持ち帰ったのにお部屋には置いておかなかった年少さん。
あとでクラスの先生に聞いたところによると「昨日豆カレー食べたから大丈夫だよね」と励ましあっていたそうです。
涙を流しながらも勇気をふりしぼって鬼を追い出しました。
なんとか鬼から離れようと隅へ隅へと逃げていくお友達。
邪気を払う節分。
邪気とは・・・ 人に害を与えようとする心。悪意。 病気を起こす悪い気。悪気 (あっき) 。
怖がり逃げ回りながらも、最後までがんばったお友達。
怖がりだって、泣き虫だって、弱虫だって、みんなが元気でお友達を思いやれる気持ちがあれば、きっと大丈夫。一人では立ち向かえなかったかもしれないけれど、みんながいたからこそ発揮できる力もある。それぞれの持ち味がきっと誰かの支えとなり力になると思います。
私たち大人も長く生きれば生きるほどに邪気を抱えているかもしれません。節目というきっかけで自身とも向き合ってみましょう。
主幹 A.K
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