園では東日本大震災以降、毎年9月1日には備蓄しているアルファ米を実際に調理し、子どもたちと食べています。
今年もおやつの時間に合わせて食べられるよう、年長さんが給食の先生と一緒に作りました。
園で備蓄しているアルファ米は炊き出し用の50食分。
「作る」といっても、お湯又は水を入れるだけです。
今回はお湯を使います。
袋の口を閉じ、しばらく待ちます。
お昼寝から起きた4歳児さんも興味津々に寄ってきて、出来上がるのを楽しみにしています。
年長さんは待っている間、持ち出し用の避難バックを園長先生に見せてもらいました。
ご家庭では子どもの成長に合わせて持ち出すものも変わってきますので、こういった機会に今一度確認をしておきましょう。
さて、待つこと約30分。(水の場合、60分ほど)
おいしそうなワカメご飯が出来上がりました!
現代の非常食は本当に美味しくできています。
非常食とはいえど、子どもたちも「おいしいおいしい」と嬉しそうに食べていました。
ありがたいですね。
いざという時に、こうした美味しい物が食べられるということは少しでも心の支えになるのではないかと思います。
今までにない災害が多く発生している現代において、完璧な防災対策は難しいことではありますが、都度見直しを行いながらできる限りの対策がとれるよう今後も取り組んでいきたいと思います。
<園での防災対策>
・防災計画の策定
・月に一度の避難訓練等の実施
・飲料、食料(非常食)などの確保、避難器具の備え
・緊急時の連絡網の整備
・情報発信ツールの確保 (保護者一斉メール、BLOG、Twitter、Facebook、Instagram)
※防災対策については入園説明会にてお伝えしていますが、気になる点等ありましたらお声掛けください。
主幹 A.K
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