3月27日(土)、第48回卒園式が行われました。
昨年度に引き続き人数を制限しての開催。
思い返せば、登園自粛でスタートした今年度。
今までにない状況に園だけでなく社会全体が困惑した一年でした。
今年は自粛登園ということで、いままでのように簡単にお友だちに会えない日が続きました。
みんなが揃いだしたのが6月。それでも色々なことが今までのようにはできないのかな、、、そんな風にも思っていました。
けれど、そんな中でも園長先生やたくさんの先生たちが「できることをやろう」と頑張ってくれたおかげで「こどもまつり」も「誕生会」も「夕涼み保育」「運動会」「クリスマス会」「お店屋さんごっこ」…いろいろな行事ができました。
また日々ご家庭や、一人ひとりが感染予防に気をつけてくれたことで、こうして子どもたちも元気に登園しみんなで楽しく園生活を送ることができ、卒園式も全員参加で行うことができました。
何かと比較すれば良くも見え、悪くも見える。
今年度は残念な年でしたか? 例年に比べたらできないことの方が多かったですか?
いいえ、今までと同じことができなかっただけで、きっとそんなことはないと思います。
自粛期間中、大変だと思いながらも家族の時間が大切だと思った方もいたかもしれません。
自粛期間といえど、どうしても園に子どもを預けなければならなかった方も、それでも子どもたちが元気に過ごしていることに今まで以上に安心感を持った方もいたかもしれません。
今までと違ったことが、悪かったわけではありません。
数年前ですら私たちの幼児期とは状況は違っています。
変化する世の中に不安が増えました。
そうかもしれません。
では、これからをどう歩んでいきましょう。
そこが大切で、これから必要な力です。
毎度のことですが、私たちにもまだたくさんの課題があります。
それこそ今年度は挑戦状を叩きつけられたような状況です。
子どもたちが小学校に向けて歩みを進めようとしている中、
その背中をみつめながら私たちは私たちにできる形で、
これからの社会の力になっていけたらと思っています。
この一年で感じたこと、おそらくこれから先の力になってくれるのではないかと思います。
また当園で培ったものが、これからのみんなの支えになることを信じて。
ご卒園おめでとうございます!!
主幹 A.K
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